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サービス内容の紹介などWEB向けのアニメーション動画制作には、企画のスタートから実際に公開するまでの間、さまざまな重要な工程があります。
「具体的にどんな流れで進むんだろう?」「依頼する前に何を用意すればいいの?」といった疑問をお持ちのクライアント様へ。
このページでは、当方で行っているアニメーション動画制作(アニメーション主体)の大まかな流れと、スムーズな進行のために事前にご理解いただきたい注意点についてご案内します。
目次
制作の流れ(8つのステップ)
1. 企画・構成の打ち合わせ(ヒアリング)
まずは動画の目的(認知度向上、商品紹介など)や伝えたいストーリー、想定するターゲット層などをお聞かせください。この段階で動画の「土台」を固めます。あわせて、2Dアニメーション、モーショングラフィックスなどご希望のスタイルやご予算、納期についても調整いたします。
2. お見積り・契約の締結
ヒアリング内容を元に、お見積り、スケジュール、動画の具体的な方向性を盛り込んだ企画書をご提案いたします。ご依頼が確定しましたら、クラウドサインなどにて正式に契約を締結いたします。
3. シナリオ・絵コンテ制作
シナリオ作成:ナレーションやセリフ、動画全体のシーンの流れなどを文章にまとめます。
絵コンテ制作:シナリオに基づき、各シーンの画面構成をイラストで可視化し、全体の流れを確定させます。この段階で最終的な動画の構成が決定します。
4. デザイン制作(ビジュアル作成)
絵コンテに基づき、キャラクター、背景、キービジュアル、小物などの素材制作を行います。動画の世界観、カラーパレット、全体のテイストをこの段階で決定し、アニメーションの制作に入る前の準備を整えます。(5.と同時進行する場合もあります)
5.スライドコンテでの試写(構成の最終確認)
各シーンを並べたスライド形式の動画を作成し、ナレーションがある場合は仮ナレーションを入れてクライアント様にご試写いただきます。これにより、デザイン制作に進む前に、動画の尺、テンポ、情報伝達の流れを最終確認していただきます。
6. 音声収録
シナリオが確定してから、よりクライアント様が動画のイメージを具体的に認識することができるタイミングで、プロのナレーターや声優によるナレーション、キャラクターのセリフを収録します。(7.の進行中に発注することが多い)
7. アニメーション制作(本制作)
モーショングラフィックスや手描き・デジタルアニメーションなどの技法を用いて、実際に動画を動かす作業に入ります。キャラクターの細かな動きや、テロップ、エフェクト、シーン間のトランジション(切り替え)を調整し、動画として完成形に近づけます。
8. 編集・合成・仕上げ
アニメーション、ナレーション音声、BGM、効果音を最終的に組み合わせて、レンダリング(書き出し)を行います。
9. 納品
用途に応じた最適なファイル形式で動画を納品いたします(例:MP4形式、YouTube用サイズ)。SNS投稿用の短尺動画など、ご要望に応じた追加の形式やサイズの対応も可能です。
※動画の納品形態・利用範囲については契約時点できちんと定めておくとトラブル回避になります
事前にご理解いただきたいこと(制作の注意点)
動画制作は、特に企画・構成の段階での認識合わせが非常に重要です。スムーズな進行のため、以下の点にご協力をお願いしております。
シナリオ・絵コンテ確定後の大幅な変更について
ステップ3(シナリオ・絵コンテ)で構成が確定した後の大幅なストーリー変更やデザイン変更は、原則として追加費用や納期延長の対象となります。
修正回数について
滑な制作のため、各工程での確認・修正は原則2回までとさせていただいております。
素材の提供について
商品ロゴや使用したい写真素材などがある場合は、制作開始前後の早い段階でご提供をお願いいたします。
【プロジェクトファイルの納品を希望される場合】
プロジェクトファイルをご希望される場合、以下の点をご確認の上、外注先へ制作前に相談をしてみてください。有償で可能なところもあると思います。※現在当方では行っておりません。
- Premiere Proのプロジェクトデータを開けない可能性がある(環境やバージョンの違い)
- 使用素材(イラストやフォントなど)は基本的に含まれない(お客様より共有の場合はそのまま)
- BGM抜きの状態で納品(お客様より共有の場合はそのまま)
- 制作自由度(プラグインやフォントの制限)が下がるため、作品クオリティが低下する可能性がある